学生時代〜高校のバンド③〜
《前回までのあらすじ》
高校で軽音楽部に入部したものの、男子3人バンドで細々と過ごしていた。
しかし、ベース担当のつながりから、女性ボーカルが加入。
その後ギター担当のクラスに転入してきた女性キーボーディストが加入。
と、計5人のバンドとなった私たちです。
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軽音楽部に入部して、その年の暮れとなりました。
それでもまだライブができる状況ではありませんでした。練習を重ねていました。
練習がない日も、放課後集まって談笑。それが日課のようなものでした。
やはりその中で、交流が増えることもありました。
ギター担当と同じクラスで交流があるイケイケ男子がいました。彼はONE OK ROCK が好きな人間でした。バンドに興味がある人間でした。
そんな彼は、様々な人と仲良くなることができる人でした。案の定、放課後集まっていた私たちバンドメンバーとも仲良くなったのです。
ここで生じた考えがあります。
・バンドに興味がある
・軽音楽部員と仲が良い
・ある程度顔が整っているイケイケ
・様々な人と仲良くなれて、顔が広い
これらの条件を持っている彼に対して、必然的にこう考えますよね。
「バンドに入れよう」
そうです。彼をバンドに入れようとする動きが、私たちのバンドではありました。
ここ数ヶ月でメンバーが増えてきて、波に乗っていました。基礎が着々と固まっていき、ライブに出ることができるのでは?というところまで来ていました。
ではその中に入れてどうするのか。
それは、2人目のギタリストです。
ギターは初期メンバーの彼しかいないので、そこにもう1人ギターを入れると、音も厚くなり、いい結果になる。そう思いました。
実際に彼を誘ってみました。なんとちょうどよく、家にエレキギターがあるとの事でした。
なんの躊躇もなく、彼はバンドに加入してくれたのです。
こうして私たちは、
ギター男1
ギター男2
ベース男
ドラム男
ボーカル女
キーボード女
計6人の大所帯バンドとなりました。
地味だった男子3人のバンドが、ある程度見た目も良くなり華もあり、音楽としても濃くなり、明らかに強い男女混合バンドとなったのです。
…という高校の軽音楽部で初めて組んだバンドの変遷をたどって来ました。
とりあえずここで。